マンション購入後は、物件探しから契約までが終わってひと段落するのは束の間で、そのあとにもやることは何点かあります。
購入後にやることは幅広い内容で、連絡すべき箇所もさまざまです。
スムーズに新生活を進めるために、やるべきことを1つ1つ整理して、忘れずにおこないましょう。
そこで今回は、マンション購入後に、「引き渡し後」、「入居前」、「引っ越し後」のタイミングごとにやることを解説します。
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マンション購入後にやること①引き渡し後
マンション購入後、手続きが完了し準備が整ったら、物件の引き渡しがおこなわれます。
引き渡し後にやることを整理しておきましょう。
引き渡しから入居までのスケジュールがタイトな場合は、速やかにおこなう必要があるので、事前にやることを把握しておくことが大切です。
引き渡し後にやること①マンション内の確認
マンションを購入する前に内見して物件を確認している方は多いかもしれませんが、引き渡し後に再度しっかりと物件を確認しておきましょう。
新築マンションであっても施工時の不手際によって傷やよごれが生じている場合があり、そのときは入居前までになおしてもらう必要があります。
入居してから発見するとどちらの責任か判断するのが難しくなるため、「引き渡し後の入居前」に確認しておくことが大切です。
マンション購入後は「物件状況報告書」や「付帯設備表」をもとに、売主から説明を受けるでしょう。
内容と現物に食い違いがないかを見ておきましょう。
マンション購入後に売主と買主との間でトラブルになりやすいのが、給湯器や水回りに関する不具合です。
引き渡し後1週間以内であれば対応してもらえる可能性が高いです。
正常に起動するかを確認し、問題がある場合は写真や動画に残しておくと良いでしょう。
引き渡し後にやること②鍵の交換
中古マンションの場合は、セキュリティの強化のために購入後に鍵の交換をおこなうことを推奨します。
物件の鍵は、マンションの引き渡しまでは売主や工事の関係者が使用しています。
購入後に鍵を責任者に返却することが規則ですが、アクシデントや故意によって他の方の手に渡っている可能性はゼロではありません。
合鍵を作る悪質なケースもあり、鍵をそのまま使うのは少なからずリスクがあります。
鍵の交換をおこなうときは管理会社に報告しなければいけない場合もあるため、マンションの規約を確認しましょう。
引き渡し後にやること③マンションの近隣住民への挨拶
マンション購入後は、近くに住む方へ挨拶に伺いましょう。
マンションは共有スペースが多く、生活をするなかで近隣住民と顔を合わせることも多いため、挨拶を交わしてお互いに人となりをわかっておくと安心です。
近年都心を中心に、引っ越し後の挨拶の慣習は薄れていますが、トラブルを避けるためにも挨拶しておくほうが無難でしょう。
マンションは上下左右の住民と騒音などのトラブルが起こりやすいことから、引き渡し後に挨拶をしておくと良い関係性に繋がりやすいです。
中古マンションに引っ越す場合は、近隣住民に困りごとなどについて伺うこともできるでしょう。
マンションの住民と距離感を保った良い関係性を築けるように配慮しましょう。
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マンション購入後にやること②入居前
マンション購入後にやることのなかで、「入居前」におこなうことを解説します。
いよいよマンションでの新しい生活が始まるため、快適な暮らしを送るためにさまざまな手続きをしなければなりません。
ライフラインや生活の安全面を整えるうえで欠かせないことを3つご紹介します。
入居前にやること①インターネットの契約
マンション購入後、入居前までにインターネットの契約を済ませましょう。
インターネットはパソコンやスマートフォンを使用するときに必要で、入居のタイミングで契約できていないと生活に支障が出るかもしれません。
インターネットの手続きは、契約内容によっては使用まで1〜2か月かかる場合があるため、購入後にどの回線やプロバイダを使用するか考えておいたほうが良いでしょう。
入居前にやること②引っ越し業者を選ぶ
マンション購入後は新居のエリアに対応している引っ越し業者を探す必要があります。
引っ越し業者の選定は購入後から入居前までにおこないましょう。
3〜4月は引っ越しの繁忙期になるため、混み合います。
お子さまの進学や勤務先の転勤のスケジュールに間に合わないとトラブルを防ぐためにも、早めに日程をおさえておきましょう。
探し始めるのが遅いと、希望の日程や時間で申し込めなくなるので注意しましょう。
入居前にやること③火災保険の加入
マンションの購入後、引き渡しを受けたらそれ以降はご自身の財産になります。
入居前にマンションが火災や台風の被害に遭うことも考えられます。
火災保険は引っ越し後に入れば十分だと考える方もいますが、住んでいなくても近隣からのもらい火で火事になる可能性もあるでしょう。
大きな損失を受ける可能性があるため、火災保険は入居前に加入しておくようにしましょう。
火災保険は各社さまざまなサービスを提供しているので、複数の保険会社の内容を比べてご自身に合ったプランを選択するのがおすすめです。
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マンション購入後にやること③引っ越し後
マンション購入後、引っ越しまで無事完了したら、残っているやるべきことは各種住所変更や税金関係の手続きです。
漏れなく済ませられるようチェックリストを作り、1つずつ対応しましょう。
引っ越し後にやること①住所変更
引っ越し後は以前の家から新居に住所が変わっているので、各種証明関係の住所変更が必要です。
転入手続き
新居の自治体に転入届を提出して、住民票を移す手続きをおこないましょう。
同一の自治体内の引っ越しであれば、転居届の提出が必要です。
原則、引っ越し後14日以内に申請しなくてはなりません。
余裕をもって手続きをしておきましょう。
運転免許証
自動車免許をお持ちの方は、免許証の住所変更をおこないましょう。
お近くの警察署や運転免許センターで変更できます。
健康保険証
国民保険に加入している方は、管轄する自治体の保険年金課などの専用窓口で住所変更をおこないましょう。
社会保険に加入している方は、勤務先での変更手続きになるので管理部署に問い合わせしましょう。
銀行口座・クレジットカード
銀行口座やクレジットカードにも住所が登録されているので、変更が必要です。
住所が変更されていないとカードが更新されるときに正しく届かないので気を付けましょう。
勤務先・学校
ご家族の勤務先、学校に新住所を伝えるのも忘れないようにしましょう。
郵送でのやり取りは少なくなっているものの、多くの場合住所は緊急連絡として登録されているため引っ越し後に手続きが必要です。
引っ越し後にやること②税金の支払い
マンションや一戸建てなど、不動産を新たに取得したときは、「不動産取得税」「固定資産税」「都市計画税」が発生します。
マンション購入後、半年〜1年半くらいを目安に納税通知書が届くため、忘れずに支払い手続きをおこないましょう。
不動産取得税はマンション購入後に単発で発生する税金で、固定資産税と都市計画税に関しては毎年支払わなければならない税金です。
引っ越し後にやること③確定申告をおこなう
マンション購入後の翌年3月に確定申告をおこないましょう。
理由は、住宅ローン控除を受けるためです。
マンションを購入するときに住宅ローンを組む方は多いでしょう。
適用条件に該当すれば住宅ローン控除を受けられますが、そのためには確定申告をおこなう必要があります。
支払った税金が還付されるため、忘れずにおこないましょう。
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まとめ
マンションの購入は人生の中でも大きなイベントであり、購入後も何点かやることがあります。
慌てておこなうと漏れが生じかねないので、「引き渡し後」、「入居前」、「引っ越し後」と3つのステップに分けて、やることを事前に整理しておきましょう。
快適な新生活を迎えるためには余裕をもったスケジュール管理が大切です。
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