中古マンションを購入したとき、検討すべきこととして「鍵の交換」があります。
安心して暮らすために大切な鍵の交換ですが、費用負担なども気になるところです。
今回は、中古マンションの鍵交換をおこなうべき理由や、交換の費用や負担、さらに押さえておきたい注意点についても解説します。
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中古マンションを購入!鍵交換をおこなうべき理由を解説
新居での暮らしを安心してスタートさせるために大切なことの一つとして、鍵の交換が挙げられます。
まずは、中古マンションで鍵交換をおこなうべき理由について解説します。
鍵の交換はしたほうが良い?
中古マンションの購入をしたら、鍵交換は必要なのでしょうか。
結論からいうと、鍵交換はおこなったほうが良いといえるでしょう。
実際には鍵交換を実施するかどうかは、中古マンションを購入された方の意思によります。
しかし、鍵交換をおこなったほうが良いのには、大きく2つの理由があります。
理由①不安を払拭する
中古マンションの売買では、売主から買主に鍵を渡すのが基本です。
スペアキーも同様で、すべての鍵が買主に渡すべきものとして扱われます。
ケースによっては、中古マンションを売買する当事者が話し合って、あらかじめ鍵の交換をする場合もあります。
しかし、誠実な対応によって引き渡された場合でも、漠然とした不安を感じるケースもあるでしょう。
鍵交換をおこなう理由のひとつは、そのような不安の払しょくにつながることです。
中古マンションの鍵交換をおこなうかは購入された方次第ではありますが、買主だけが持つ新しい鍵になることは安心材料になり得ます。
理由②防犯性を高める
築年数を経た中古マンションでは、古い設備が採用されているケースがあります。
古い鍵について、注意したいのが防犯性です。
最新のタイプと比較すると、古い鍵は防犯性が低い傾向にあるといえます。
そのため、防犯性を高めるという理由から鍵交換をするのもおすすめです。
交換については、採用されている鍵の種類を調べ、必要に応じて防犯性の高い種類の鍵を検討すると良いでしょう。
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交換費用は誰の負担?中古マンションで鍵交換する費用相場も解説
中古マンションで鍵交換をするとき、誰の負担になるのかは気になるポイントです。
また、鍵の種類によって費用も異なってくるため、目安を知っておくと交換を検討しやすくなります。
鍵交換の負担
中古マンションの鍵交換を自己都合でおこなう場合、交換にかかる費用は、中古マンションを購入した方の自己負担となることが一般的です。
不動産を購入すると所有権が買主に移動するため、購入された方の自己負担となるケースが多いのです。
ちなみに、中古マンションの鍵交換をおこなうタイミングは、引き渡しが終わり、入居をはじめたときにおこなうのが良いでしょう。
所有権は購入された方に移っており、鍵交換をおこなうことで、搬入した荷物に対する安心感につながります。
費用負担については、例外的なケースがあります。
交換の理由を経年劣化として管理会社から認められる場合があるので、交換をおこなう前に管理会社に相談することがおすすめです。
また、盗難や紛失から必要になった鍵交換の場合は、火災保険の補償対象となるケースもあります。
保険に加入するときに、鍵についての内容も確認しておくことが大切です。
鍵の種類別の費用目安
中古マンションで鍵交換をするときにはシリンダーや部品代にくわえて、出張費などが費用としてかかります。
一般的な交換の費用相場は1万円から3万円ほどですが、鍵の種類によって取り付け費用が異なってきます。
たとえば、中古マンションなどで多く見かけられるディスクシリンダーやピンシリンダーの取り付け費用は、1万円から2万円ほどが目安です。
ピッキングに強い種類のロータリーディスクシリンダーを選んだ場合には、通常のディスクシリンダーよりも高い傾向にあり、費用は1万円から3万円ほどになります。
また、鍵に丸いくぼみがついたディンプルキーもピッキングに強く、マンションで多く採用される種類です。
ディンプルキーに鍵交換する場合の費用は、1万5,000円から3万円ほどが目安になります。
ハンドルを押したり、引いたりして開閉する鍵のプッシュプル錠はシリンダーのほかにも部品代がかかるため、費用は比較的高めです。
費用は2万円から7万円ほどが相場になります。
マンションでもよく採用されるプッシュプル錠ですが、鍵とハンドルが一体型になっていることが多いです。
そのため、鍵交換の場合には、ハンドルごと取り替える必要があります。
これらは代表的な鍵の種類ですが、中古マンションによってほかの鍵が採用されていることもあるでしょう。
また、鍵交換をするときには、外観を統一するという理由から、中古マンションでもともと採用されているものと同じ種類の鍵にしなければならない場合もあります。
鍵の種類やメーカーをよく確認して交換することが大切です。
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中古マンションの鍵交換で気を付けたい!3つの注意点を解説
トラブルなく鍵交換を進めるためには、押さえておきたい注意点がいくつかあります。
ここでは、中古マンションで鍵交換をするときの3つの注意点を解説します。
注意点①事前に管理組合などに連絡する
管理組合や管理会社により、中古マンションごとに定められているのが規約です。
規約のなかには、鍵交換に関するルールが記載されている場合もあります。
そのため、鍵交換をおこなう際は、管理組合や管理会社に必ず連絡をいれておくことが重要です。
無断でおこなうと規約に違反してしまう可能性や、後々トラブルになってしまうリスクが注意点になります。
たとえば、「交換前に許可をとることが必要」と規約にあったのに、連絡せずに鍵交換をしてしまったとします。
規約に違反しているとして元の鍵に戻され、自己負担した費用も無駄になってしまうといったようなリスクは避けたいところです。
また、事前に連絡を入れることで、鍵交換をする際の注意点や提携している業者を教えてくれる場合もあります。
トラブルを回避し、スムーズに鍵交換を進めるためには、事前に連絡をいれることが大切です。
注意点②共有部分が共通の鍵になっていた場合
中古マンションで、ゴミ捨て場などの共有部分の鍵が、自室の鍵と共通になっている場合があります。
鍵が1本化されているという点は便利です。
しかし、鍵交換の際、市販の鍵に変えてしまうと共有部分の鍵を開けられなくなる可能性が注意点です。
対策として、管理組合が指定する鍵メーカーや業者から、逆マスターキー機能の付いた鍵を入手するという方法があります。
ただし、鍵が手元に届くまでに3週間から4週間ほどかかります。
タイミング良く到着させるには、中古マンションの購入が決まったら発注しておくのがおすすめです。
注意点③オートロックの場合
エントランスがオートロックになっている中古マンションは、交換後にオートロックが問題なく使えるかどうかも注意点になります。
このような場合には、自室の鍵を取り換え、以前に使っていた鍵はオートロック用として残すというのもひとつの方法です。
つまり、2本の鍵を日常的に使い分けることになりますが、交換費用は抑えられる可能性があります。
また、非接触のICチップの付いた鍵によって開けられるオートロックもあります。
前の鍵についたICチップを外して新しい鍵に付ければ、自室も、オートロックも1本の鍵で開けることが可能です。
注意点として、この方法には対応できるかは鍵の種類によるため、確認が大切になります。
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まとめ
中古マンションを購入したとき、鍵交換は防犯性を高めることや、安心できる暮らしにつながります。
鍵交換をする際には、トラブルを回避するために、管理組合や管理会社に連絡を入れてからおこなうことが大切です。
規約など確認して、スムーズに鍵交換しましょう。
お気軽にご相談ください!
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