売れ残りの建売住宅！存在する理由と購入するメリットや注意点を解説｜明石・加古川・高砂の不動産

▼ 売れ残りの建売住宅！売れ残り物件が存在する理由
▼ 売れ残りの建売住宅！購入するメリット
▼ 売れ残りの建売住宅！購入する際の注意点
▼ まとめ

売れ残りの建売住宅！存在する理由と購入するメリットや注意点を解説

世の中には長期間に渡って売却されている、売れ残りの建売住宅が存在します。
購入者に魅力的にうつっても、売れ残りの理由が気になって契約に踏み切れないという場合もあるでしょう。
この記事では、売れ残りの建売住宅がある理由や売れ残りの建売住宅を購入するメリットと注意点を解説します。
物件を購入してから後悔しないために、売れ残りの理由や購入時のポイントをおさえておきましょう。

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売れ残りの建売住宅！売れ残り物件が存在する理由

気に入った建売住宅を見つけても、売れ残りの物件にはなにか問題があるのではないかと不安になる方もいるでしょう。
建売住宅が売れない理由には大きく以下の3つが挙げられます。
納得して契約に進むためにも、売れ残っている理由について知っておくが大切です。

売れ残りの理由①価格が高い

「物件価格が相場より高い」ということが、売れ残りの理由の1つ目です。
不動産価格は物件の条件や立地、地価動向など、さまざまな要素によって設定されます。
同じエリアで似たような条件の物件は大差ない価格で売却されることが一般的ですが、周辺相場と比較して価格が高いと売れ残りになってしまうでしょう。
購入の判断材料として価格を優先する消費者は多いため、同じような条件で安い物件があればそちらに流れてしまうというわけです。
売主が売却に時間がかかったとしても高額で取引したいと考えている場合は、相場より高い価格が設定されているかもしれません。
同じエリア内の建売住宅の売却価格と比較することをおすすめします。

売れ残りの理由②不動産市況が供給過剰になっている

不動産の需要量と供給量のバランスが悪いことが、売れ残りの理由の2つめに挙げられます。
地域開発が積極的に進んでいる地域などでよく見られることですが、同時期に多くのデベロッパーが同じエリアに建売住宅を建てることがあります。
すべての建売住宅が完成と同時に売れるということは、よほどの人気エリアでない限り難しいでしょう。
購入希望者以上に物件があると、一部の建売住宅は売れ残りになってしまいます。
このようなケースでは、物件自体に問題があるわけではなく、買い手と供給量のバランスが一時的に崩れていることが売れ残りの理由です。

売れ残りの理由③物件にマイナスポイントがある

物件に一般的に受け入れられないマイナスポイントがあることも、売れ残りの理由になります。
たとえば、立地が悪く十分な日当たりや風通しが見込めないことや、狭小住宅で間取りが使いにくいということなどが挙げられます。
周囲の環境に恵まれていないことも理由となり、家まで長くて急な坂がある・家の前にゴミ捨て場があるなどが原因になっている場合も少なくありません。
ただし、このようなマイナスポイントは、個人によってデメリットがメリットとして受け入れられる可能性があります。
家から駅まで遠いのに駐車場がないことがマイナスポイントになって売れ残っていたとしても、車を持っていない方にとっては好都合でしょう。
物件のマイナスポイントが気にならない場合もあるので、ご自身の条件を整理してよく検討してみることが大切です。

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売れ残りの建売住宅！購入するメリット

売れ残りの建売住宅は敬遠されやすいですが、長く売れ残っているからという理由だけで候補から外すことは賢明な判断とは言えないでしょう。
「残り物には福がある」と言われるように、売れ残りの建売住宅の購入は買い手にとってメリットがあります。
売れ残りの建売住宅を購入するメリットを3つご紹介します。

メリット①値引きが期待できる

建売住宅を販売している側は、完成してから3か月、遅くとも半年以内の売却を想定しています。
なぜなら、建売住宅は半年を過ぎると売却率が大きく下落してしまうからです。
販売を継続するにも、広告費や人件費、税金などのコストがかかるため、値引きしてでも売却したいと考えるハウスメーカーは少なくないでしょう。
売れ残りの建売住宅は、完成して間もない物件より値引きしてもらいやすいところがメリットに挙げられます。
ハウスメーカーとしても、空き家として所有しているより、値引きの交渉を受け入れて売却したほうが利益に繋がるというメリットがあるのです。
すべての要求に応えてもらえるわけではありませんが、交渉してみて損はないでしょう。

メリット②実際の建物を確認できる

建物は建築して時間が経ってから、ひび割れなどの不具合が生じることがあります。
設備の不具合についても同様で、入居してから水の出が悪いなど異変を感じる場合があります。
新居で生活を始めた矢先に、修繕工事をしなければならないことは大きなストレスになるでしょう。
売れ残りの建売住宅であれば、建物完成から月日が経っているため、傷や設備の問題がないかどうかをご自身の目で確認できるメリットがあります。

メリット③スムーズに入居できる

売れ残りの建売住宅は建築工程がすべて終わっているため、すぐに入居できる点がメリットです。
完成してすぐの建売住宅だと、建物ができていても、外構工事や電気回線の工事などで引き渡しまで時間がかかることもあります。
売れ残りの建売住宅は、住宅ローンや引っ越しの手続きが済めば、すぐに新生活を始められます。
お子さまの進学や転勤など、ご家庭の事情で引き渡しをお急ぎの方にはおすすめです。

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売れ残りの建売住宅！購入する際の注意点

最後に、売れ残りの建売住宅を購入するときに気を付けたい注意点について解説します。
この家に決めて良かったと思えるように、注意点について把握しておきましょう。

注意点①条件を見直しておく

不動産を購入するときは、ご自身が求める条件を明確にしておくことが大切です。
できれば優先順位を付けて整理しておきましょう。
立地、価格、面積や間取りなど、人それぞれ妥協できない条件があるでしょう。
学区を変えたくない方は「立地」、住宅ローンにしばられたくない方は「価格」、家族それぞれが個別のスペースを持ちたいは「面積」や「間取り」になるかもしれません。
内見に訪れると気分が高揚して、良いところばかりが見えてしまいやすくなるので、注意が必要です。
ご自身が優先する条件はなにかを頭に入れて、冷静に判断することが大切です。

注意点②交渉は適正価格でおこなう

売れ残りは値引き交渉に応じてもらいやすいと前述しましたが、あまりに強引な値引きは不動産会社と良い関係が築けない可能性があるので注意が必要です。
不動産の価格は市場や地価に基づいて設定されているので、売却価格からかけ離れた希望を提示すると聞き入れてもらえないでしょう。

注意点③完成してから1年経過すると中古住宅として扱われる

建築してから誰も居住していない建物を新築住宅といいますが、いつまでも新築住宅と扱われるわけではないことに注目しましょう。
購入者が現れないまま1年が経つと、新築住宅ではなく中古住宅になるということが法律で決められています。
買い手にとっての影響は、中古住宅になれば、保証内容が変わるという点です。
注意点として、中古住宅は新築住宅と比較して保証内容が軽い傾向があることに気を付けましょう。
新築住宅は10年保証を付ける義務がありますが、中古住宅の保証内容はハウスメーカーによって異なるので確認することが大切です。

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