マンション、または戸建てに住んでいると、急に電波が届きにくくなった経験をお持ちだと思います。
そんなとき、家で簡単に対策するだけで環境が変わることをご存じですか。
この記事では、加古川市周辺のマンションや戸建てに住んでいる方に向けて、家で電波が悪いときの対処法を解説していきます。
家で携帯の電波が悪い理由と対処法
携帯の電波が悪い家は、住宅の構造に特徴が見られます。
構造には、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリートの3種類ありますが、このうち鉄骨造と鉄筋コンクリートは電波を通しにくい傾向があるのです。
一方で、木造は影響を受けにくいとされています。
また、窓ガラスによっても影響が見られ、網入りガラスやLow-Eガラスは携帯の電波を通しにくい傾向が見られます。
これらの対処法のうち、もっとも効果の高い方法は、フェムトセルを使うことです。
フェムトセルとは、室内用の小型基地局のことです。
自宅のブロードバンド回線につないで使うことで、携帯を快適に使用できる効果が見られます。
また、窓ガラスについては、普通の窓がある部屋か窓を開けて携帯を使うと症状が改善されます。
窓ガラスを開けることにより、家に電波が通りやすくなることになります。
しかし、一時的な対策法であるため、悪い状況の根本的な解決にはなりません。
状況が悪いまま改善しない場合は、最寄りに基地局があるキャリアへの変更を考えてみることをおすすめします。
家でWi-Fiの電波が悪いときの理由と対処法
Wi-Fiの電波が悪いときは、置き場所に原因がある可能性が考えられます。
たとえば、ルーターの距離が離れている場合や、物で遮られていると、電波が遮断されてしまいます。
この他、コンクリートや鉄は電波の妨げとなるため、Wi-Fiが通りにくい傾向が見られます。
この場合、ルーターの置き場所を変えることで、状況を改善することが可能です。
おすすめは、家の中心に置く場所を設置することです。
床から1~2mの高さにルーターを設置すると、電波が室内へ行き渡りやすくなるとされています。
また、電波障害が起きることでWi-Fiの電波が悪いことも考えられます。
具体的には、電子レンジやIHヒーターなど、ルーターと同じ周波数のものが近くに置いてあると、電波干渉が起こってしまいます。
これにより、通信状況が悪化してしまうのです。
対処法としては、ルーターの置き場所を電子機器と遠ざけることです。
近くに電子機器が設置されていなければ、電波障害が起きることを防げるため、電波もよく通ります。
このように、Wi-Fiを快適に使うためには、ルーターの置き場所を工夫することが大切です。