子どもがいるファミリーが、マイホームの購入を検討したり、家を建てる場合、通学についてもしっかり考えておきたいところ。
特に子どもが小学生の場合は、通学距離や通学ルートは日常生活への影響も大きいです。
小学校までの適正な通学距離について、加古川市、明石市の事例も交えながら紹介します。
小学校までの適正な通学距離とは
小学校までの距離は、法律などで制限されているわけではありません。
どの程度が適正と判断するかは自治体により異なります。
また、校区の広さも小学校により大きく異なるため、校区が広い場合はそれだけ長時間の通学が発生する可能性があります。
文部科学省が発表している『公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引』では、適正な小学校の通学距離は4km以内とされています。
一般的に、不動産物件の駅からの距離は、徒歩1分で80メートルと換算されます。
4kmの場合、50分もかかってしまうことになります。
しかも小学校低学年などは、大人より歩く速度も遅く、体力がないことが想像されるので、4kmは子どもにとって負担が大きい距離と考えられます。
通学距離が長いほど、事故や事件にあうリスクも上がります。
また、親が送り迎えをしたり、放課後に塾や習い事をしたりする場合、学校から家までの距離が遠いと負担が大きくなります。
国の指針として、小学校までの片道の通学距離は4kmとされていますが、1km~2kmぐらいまでが適正な距離と考えられます。
加古川市と明石市が定める小学校の通学距離
小学校までの通学距離について、自治体ごとに方針を持っています。
今回は加古川市と明石市の例を見てみましょう。
加古川市は国の基準に準じており、小学校までの距離は片道4km以内、通学時間は1時間程度と定めています。
明石市の場合は、現在の小学校の配置状況から、片道3kmを上限とすると定めています。
このように定められてはいても、実際に通学距離としては負担が小さいと言えません。
また、校区は必ずしも、もっとも近い小学校に割り振られるわけではありません。
加古川市、明石市でマイホーム購入を考える場合は、校区と小学校までの通学ルートを確認するのがオススメです。
まとめ
通学距離が長いと、子どもの体力以外にも、交通事故や事件に巻き込まれるリスクが大きくなります。
また、幹線道路を通るかなどで、危険が発生する確率は変わります。
加古川市、明石市でマイホームを建てる場合、通学ルートも検討した上で家を探すのがおすすめです。
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