リノベーションによるワークスペースのタイプは？費用・ポイントをご紹介｜明石・加古川・高砂の不動産

▼ リノベーションによるワークスペースのタイプは3種類
▼ ワークスペースのリノベーションにかかる費用相場
▼ リノベーションでワークスペースを作るときのポイント・注意点
▼ まとめ

リノベーションによるワークスペースのタイプは？費用・ポイントをご紹介

近年のテレワークの急増により、自宅に仕事用のスペースを設けるケースが増えています。
マイホームを購入するときは出社していたけれど、その後テレワークになったという方は自宅にワークスペースがなくて困っているのではないでしょうか。
そこで今回は、リノベーションによるワークスペースの設置についてご紹介します。
ワークスペースにはどのようなタイプがあるのか、費用相場はどれくらいかなどについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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リノベーションによるワークスペースのタイプは3種類

リノベーションできるワークスペースのタイプは、大きくわけて「個室」「半個室」「オープンスペース」の3種類です。
タイプ別にそれぞれ特徴を押さえることで、リノベーション後のイメージが浮かびやすくなります。
ここでは、ワークスペースのタイプである個室・半個室・オープンスペースの特徴についてご紹介します。

タイプ①個室

リノベーションによって作れるワークスペースのタイプ1つ目は「個室」です。
個室タイプとは、文字通り1部屋をワークスペースとして使用することを指します。
自宅でリモート会議をしていると、子どもの声や生活音が入ってしまうのでないかと不安になることはありませんか。
ワークスペースを全方向が壁で仕切られた部屋型にすることで、生活音や家族の声などが気にならない、仕事に集中できる環境を作ります。
比較的オーソドックスなタイプのため、仕事場としてはもちろん書斎など、趣味に没頭する場所として活用できます。
また、個室タイプは収納場所を多く作ることができるため、仕事の資料や書類、プリンターなどの機材の置き場所が必要という方にもおすすめです。
小さめな個室タイプのワークスペースにすることで、手の届く範囲内に仕事で使うものがすべて揃う、効率の良い空間を作ることもできます。

タイプ②半個室

リノベーションで「半個室」のワークスペースを作るケースもあります。
半個室タイプとは、リビングなどの空間に仕切りを設けて確保するワークスペースのことです。
全方向を壁で仕切られた個室タイプとは違い、パーテーションなどを用いて1部だけを仕切るため、仕事の空間を確保しながらも家族の様子も確認できる点が特徴です。
とくに子どもがいる家庭では「仕事に集中したいけれど、子どもの様子も気になる」という場面が多いのではないでしょうか。
半個室タイプのワークスペースはしっかり仕事する空間も確保でき、何か起きたときにすぐに駆けつけられるため、安心して業務を進めることができます。
パーテーションを本棚や棚にすることもできるため、収納にも困らないワークスペースが出来上がります。
ワークスペースは欲しいけれど圧迫感を控えたい、家族との時間も大切にしたいという方におすすめのタイプです。

タイプ③オープンスペース

リノベーションでは壁や仕切りのないオープンスペース型のワークスペースも作れます。
リビングなどの一角でテーブルや棚の配置を工夫し、ワークスペースを設けることで、仕切りがなくとも一気にワークスペース感を出すことができます。
「リビングの一角ならダイニングテーブルで仕事をするのと変わらないのでは？」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、仕事の度に準備をしたり片づけたりするのは面倒ではないでしょうか。
また、ダイニングテーブルでの仕事はメリハリがつきにくくはかどらない方も多いでしょう。
オープンスペースタイプのワークスペースを設置すると、毎回準備する手間を省き、仕事効率を上げることができるのです。
しかし、どうしても生活空間のなかにワークスペースを設けることになるため、1人暮らしの方や仕事に関する収納が必要ない方におすすめします。

ワークスペースのリノベーションにかかる費用相場

実際にリノベーションでワークスペースを作ると、どのくらいの費用が発生するのでしょうか。
ワークスペースづくりに必要なリノベーション費用の相場を見ていきましょう。

建材別の内装費用

リノベーションによって内装も一新する場合、使う建材の種類によって費用が異なります。
たとえば、6畳のワークスペースをリノベーションする場合の費用相場は以下のとおりです。

●床の上張り（複合フローリング）：約6～11万円
●床の張り替え（複合フローリング）：約9～14万円
●床の張り替え（むく材）：約12～19万円
●壁・天井の張り替え（ビニールクロス）：約5～7万円
●壁・天井の珪藻土・漆喰塗り：約20～30万円

「少ない費用でワークスペースを作りたいからグレードの低い建材を選択しよう」「快適な空間で仕事したいから消臭や調湿性能に優れた建材を選ぼう」など優先順位を決めてから選ぶと良いでしょう。

ワークスペースに役立つ設備費用

リノベーションでワークスペースを作る際に、カウンターデスクや本棚なども一緒に設置すると便利です。
ワークスペースに合わせたカウンタータイプの長いデスクを造り付けにすると、スペースの無駄がありません。
たとえばカウンターの長さは1.5m、奥行きが0.5m、建材はパイン集成材で設置すると費用相場は約7〜15万円、本棚を設置する場合は、幅1.8m、高さ2.3m、奥行き約30cmの費用相場は約15～20万円です。

リノベーションでワークスペースを作るときのポイント・注意点

リノベーションによって憧れのワークスペースを設けたものの、イメージと違った、使い勝手が悪かったなどと後悔が起きないように、事前にポイントを押さえておくことが重要です。
最後に、ワークスペースを作るときのポイントと注意点をご紹介します。

ポイント①事前のシミュレーション

設置後に後悔しないためには、リノベーション前に入念なシミュレーションをおこなう必要があります。
誰がどのような作業をするのか、何時間使うのか、といった基本的なポイントからワークスペースの空調や換気はどうか、電波状況は整っているかなどさまざまな視点からシミュレーションしていきましょう。
事前のシミュレーションを入念にすることで、どんなタイプが良いか、どんな準備が必要かなど、具体的な形が見えてきます。

ポイント②生活環境・働くスタイルを考慮

ワークスペースを作るとなると、どうしても仕事をする空間のことを優先的に考えてしまいますが、生活環境や働くスタイルに合わせて場所や大きさも考慮しなければいけません。
たとえば、子どもがいる家庭でリモート会議が多い場合は、できるだけリビングから離れた場所にワークスペースを作ると良いでしょう。
小さな子どもの世話をしながら在宅勤務中をする場合はリビングや子ども部屋に半個室やオープンスペースタイプのワークスペースを設けるなど、同居家族の有無や子どもの有無によってワークスペースの場所を選択する必要があります。
また、ワークスペースの広さも適当に決めてはいけません。
パソコン1台さえあれば完結する仕事なのか、機材や大量の資料・書類がある仕事なのかによって必要なワークスペースの面積は異なります。
使いやすいワークスペースにするためにも、仕事がはかどるサイズはどれくらいなのか事前に見極めておきましょう。