明石市にある中学校「野々池中学校」と「高丘中学校」のご紹介です。
明石市は教育に力を注いでいる市ですが、中学校ごとでもそれぞれ特色ある教育を行っています。
野々池中学校と高丘中学校ではどんな教育方針のもと子どもたちを指導しているのか、順番にみてみましょう。
明石市にある野々池中学校の教育の特徴
明石市の野々池中学校は、明石市野沢にある野々池貯水池近くにある公立中学校です。
学区内にある鳥羽小学校と和坂小学校、そして沢池小学校を卒業した子どもたちが進学する中学校で、各学年6クラス、合わせて650人ほどの生徒が在籍しています。
野々池中学校では教育目標を「人・もの・時」と定め、それぞれを大切にして社会に貢献する人間の育成を目指しています。
教育指導については毎年重点事項を「本年度の努力目標」として定めていますが、2019年度は「学ぶよろこび、わかる・できる感動」にあふれた学校の創造が目標です。
また基礎基本の確実な定着の徹底を図り、子どもたちが自ら進路を切り拓く学力をつける授業の実践にも挑戦しています。
生徒指導については、信頼関係に基づき、そして生徒の心に寄り添った指導を実践しているのも野々池中学校の特徴です。
一方親として気になるPTA活動についてですが、主に学校の環境整備に力を入れ、生徒と協力しながら花壇に花を植えつける、体育大会に備えて除草作業をするなどの取り組みをしています。
PTAの活動が定期的にきちんと行われている学校は、地域の大人の目が行き届いている証とも言えるので安心ですね。
野々池中学校の生徒たちの特徴としては、スポーツが盛んな印象を受けます。
2019年に行われた明石市の新人陸上競技大会で陸上部が総合優勝、サッカー部は明石市中学校新人体育大会サッカー競技大会で総合優勝を果たしています。
ほかにも県の新人大会でソフトボール部が準優勝するなど、野々池中学校の子どもたちは学業だけはなくスポーツもがんばっているようです。
ところで明石市を含む兵庫県では、中学2年生を対象に地域で就業体験をする「トライやる・ウィーク」という活動が行われているのをご存じでしょうか。
明石市内の延べ800以上の事業所の協力を得ての大規模な活動です。
野々池中学校では、トライやる・ウィークで、県立がんセンターや明石警察署、市民病院ほか多くの事業所の協力を得て、就業体験をしたそうです。
自分たちが卒業した沢池小学校や和坂幼稚園で就業体験をした生徒もいたようで、後輩のお世話をすることで自分たちの成長を感じたことと思います。
これからも地域の縦と横の繋がりを大切にする教育が続いていくとよいですね。
明石市にある高丘中学校の教育の特徴
続いて、明石市大久保町高丘にある高丘中学校をご紹介します。
高丘中学校は、JR大久保駅北部にある丘陵地帯を切り拓いて造成された住宅地にある、1975年に設立された公立中学校です。
学区内に高丘東小学校、高丘西小学校の2校をかかえていて、全校生徒はおよそ400人前後になります。
高丘中学校では「人権尊重の精神を基盤に、豊かな心と生きる力を身につけた生徒の育成」を学校教育目標として定め、自分で考えて行動できる生徒を育てています。
年度ごとに定める重点目標は、2019年度は「命と人権を大切にし、思いやりのある心を育てる教育の推進」を筆頭に5項目を定め、達成に向けて取り組んでいます。
地域との繋がりも大切にしている高丘中学校では、2019年度から特に3年生を対象として、「数学・英語応援団」の名のもと地域のボランティアの方々が英語や数学の学習をサポートする取り組みをスタートしました。
毎週月曜日と木曜日の16時から、学校で使用しているワークや基礎・基本の確認プリントなどを使い、学習しています。
生徒たちの学力を底上げすると同時に、地域の人材活用にひと役かっていて、ときには10名を超える地域ボランティアの方が学校に来て英数指導をしているそうです。
地域に根付いた活動として、今後も「英語・数学応援団」の取り組みを続けていってほしいですね。
明石市の教育:野々池中学校と高丘中学校の学区紹介
野々池中学校と高丘中学校の教育内容をご紹介してきましたが、どちらも公立中学校のため、進学を希望する場合には対象学区に住む必要があります。
野々池中学校と高丘中学校、それぞれの学区をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
<野々池中学校の学区>
松の内1・2丁目
野々上1〜3丁目
西明石北町1~3丁目
明南町1〜3丁目、
小久保1・3〜6丁目
旭が丘
和坂1~3丁目
西明石町1~5丁目
西明石東町
沢野1・2丁目
鳥羽 一部
藤江 一部
大久保町松陰新田
大久保町松陰
大久保町松陰山手
大久保町大久保町
大久保町森田
<高丘中学校の学区>
大久保町大窪 一部
大久保町高丘1~7丁目
大久保町山手台1~4丁目
大久保町西脇 一部
まとめ
今回は明石市の公立中学校の中から、野々池中学校と高丘中学校をご紹介しました。
明石市はもともと教育熱心な市ですが、同じ公立中学校でもそれぞれ違った特色があることがわかります。
これから住む場所を検討するときには、その地域にどんな学校があってどんな教育をしているのかがわかっていると安心ですね。
明石市内の中学校でどこにしようかお悩みの方はぜひ、ご参考ください。
有限会社輝広では、明石市の不動産情報を豊富に取り揃えております。
マイホーム探しで、気になる物件がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。