兵庫県の中南部にある高砂市は、古くから白砂青松が知られ、多くの和歌が詠まれてきた一方で、工業でも栄えた街です。
そんな高砂市では、安心して出産・子育てができるように、市の子育て支援の一環として「妊婦健康診査費助成事業」と「産後ケア事業」を行っています。
「妊婦健康診査費助成事業」と「産後ケア事業」がどんなものか、それぞれご紹介しますので、高砂市でマイホームを検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高砂市の子育て支援「妊婦健康診査費助成事業」とは?
高砂市では、高砂市に住んでいる妊婦さんを対象に、妊婦さんやお腹の赤ちゃんの健康状態を定期的にチェックする妊婦健康診査(妊婦検診)の費用を助成する「妊婦健康診査費助成事業」を行っています。
また、助成上限額が平成30年から96,000円(上限14回)になりました。
5,000円券12枚と12,000円券2枚の14枚に、1,000円の補助券を組み合わせて使用できます。
ただし、補助券だけの使用はできないので注意しましょう。
申請は、妊婦さん本人が母子健康手帳を持って保険センターで行います。
家族が代わりにもらいに行くことができないので、つわりなどで動くのがつらくなる前にもらいに行くのがベターです。
また助成券をもらう前や、協力医療機関以外や県外の医療機関で検診を受けた場合はいったん自己負担で払い、後から保健センターで払い戻しの手続きをすることになります。
高砂市の子育て支援「産後ケア事業」とは?
産後ケア事業とは、出産後に子育ての不安がある人を支援するための事業です。
高砂市内の産婦人科や助産院に泊まったり通ったりして、ケアを受けられるものです。
高砂市に住む産後4か月未満のお母さんと赤ちゃんの中で、家族から十分に子育ての支援が受けられず、お母さん自身が体調不良や子育ての不安がある人が対象です。
「産後で体力が戻ってないのに、赤ちゃんと毎日二人きりでしんどい」「実家が遠く、旦那さんも夜遅く帰ってくるので、体力が限界!」といった場合などは、ぜひ問い合わせしてみてください。
宿泊は一般世帯が3,750円、通所は1日2,250円、半日1,500円で、それぞれ7日まで利用できます。
また、助産師が自宅に来て乳房マッサージや授乳のアドバイスなどをしてくれる「おうちで産後ケア」という事業もあります。
こちらは一般世帯が1,000円、3回まで利用できます。
まとめ
高砂市では、妊婦さんと赤ちゃんが安心して暮らせるように、妊婦検診の費用を一部助成してくれる「妊婦健康診査費助成事業」と、出産後にほぼ1人で赤ちゃんのお世話を頑張っているお母さんをサポートする「産後ケア事業」を行っています。
今から高砂市で子育てを考えている人は、ぜひこれらの子育て支援制度を活用して、妊娠中~産後の心身ともに疲れがちな期間をできる限り楽しく過ごしましょう。
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