マイホームで生活されている方のなかには、さまざまな工夫で暮らしやすさを向上させている方がいらっしゃいます。
サンルームの設置も暮らしやすさを向上させる方法のひとつですが、サンルームについて具体的にご存じの方は少ないかもしれません。
そこで今回は、サンルームを設置するメリットと活用方法、設置にかかる費用と注意点を解説します。
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マイホームにサンルームを設置するメリットと活用方法
マイホームにサンルームを設置すれば、さまざまなメリットが生まれます。
具体的なメリットとともに、サンルームの活用方法をチェックしましょう。
メリット①雨でも洗濯物を干せる
サンルームがあれば、雨でも洗濯物を干せます。
普段は外に洗濯物を干していると、雨天はもちろんのこと、風の強い日には洗濯物を干すことが難しくなります。
この点について、サンルームがあると、天候に左右されず毎日洗濯物を干せることがメリットです。
また、サンルームでは、花粉・黄砂・PM2.5など、空気中を浮遊する物質から洗濯物を守れます。
メリット②開放感あふれる空間ができる
室内とは違い、屋根と壁をガラス張りにしているサンルームでは、開放感あふれる空間ができることがメリットです。
このメリットを活かして、昼間は太陽の光を受けながらランチや読書を楽しめます。
また、夜間には星や月が見えることから、のんびりとした時間を家族で過ごせます。
もちろん、天気を気にせず子どもを遊ばせる場所となるのも、サンルームならではの魅力です。
活用方法①アウトドアリビング
サンルームの活用方法としては、ウッドデッキなどでアウトドアリビングを設置するのがおすすめです。
アウトドアリビングを設置する場合、サンルームはリビングルームと接続させるのがポイントです。
サンルームがあれば、室内からアウトドアリビングの様子を確認できるため、子どもやペットの遊び場としての活用もできます。
活用方法②寝る前のリラックススペース
アウトドアリビングは、1階のリビングルームに面した場所に設置するのがおすすめですが、寝る前のリラックススペースとして活用する場合には、寝室に面した場所に設置するのがおすすめです。
夜空を眺めてリラックスした後はすぐに眠れるように、用途に合わせてサンルームの設置場所を考えることがポイントとなります。
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マイホームにサンルームを設置するための費用
サンルームには、洗濯物を干せるだけでなく、さまざまなメリットがあります。
魅力的なメリットを見つけたら、実際にサンルームの設置を依頼する前に、目安となる費用を見てみましょう。
床納まりタイプの費用
床納まりタイプのサンルームとは、室内の床と同じ高さに後付けされるもので、ストレスなく移動できるメリットがあります。
床納まりタイプのサンルームにかかる費用は、3畳の広さで約50万~85万円、4畳の広さであれば約55万~90万円、6畳の広さだと約70万~110万円が目安です。
土間納まりタイプの費用
土間納まりタイプのサンルームとは室外の地面に置くタイプのもので、室内からは1段低くなるものの、庭側から自転車を入れられるなどのメリットがあります。
この土間納まりタイプのサンルームの設置費用は、3畳の広さで約45万~70万円、4畳の広さであれば約50万~75万円、6畳の広さだと約65~90万円が目安です。
ただし、設置する地面がコンクリートやタイル以外だと、サンルームを設置するための施工費用が別途かかります。
2階バルコニーにサンルームを設置する費用
サンルームは、1階だけでなく2階のバルコニーを活用して設置することが可能です。
造り付けバルコニーを囲うタイプのサンルームを設置する場合、横幅2,730×奥ゆき885mmでは約45万~55万円が必要となります。
また、横幅2,730×奥ゆき1,785mmは50万~65万円、横幅3,640×奥ゆき1,785mmだと55万~70万円が費用目安です。
ただし、2階より上には取り付けられないことや、バルコニーの形状によって取り付けられないことがあります。
サンルーム設置のオプション費用
実際にサンルームを設置する場合、サンルームだけでなく、いくつかのオプションに費用がかかります。
サンルームを洗濯物干しに活用するならば、竿掛けの設置に1万~2万円が必要です。
また、カーテンを取り付けるためのカーテンレール設置には、1万3,000~2万5,000円がかかります。
さらに、内部日よけには4万~10万円、換気扇の設置には2万円ほどの追加費用が必要です。
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マイホームにサンルームを設置する場合の注意点
マイホームにサンルームを設置するメリットと費用の目安を把握したら、最後に注意点を確認しましょう。
サンルームを設置してから後悔しないように、注意点を把握したうえで工事を依頼することが大切です。
注意点①固定資産税が増える
建物から突き出すように設置されるサンルームでは、固定資産税が増えることが注意点です。
サンルームを設置したら床面積が広くなることから、建物変更登記が必要になります。
この変更により、固定資産税が数万円ほど増加すると考えられるため、予想外の出費が発生するかもしれません。
サンルームは住宅の延長となりますが、テラス屋根をガラスで囲ったテラス囲いであれば、固定資産税の課税対象とならない場合があります。
ただし、テラス囲いも自治体によっては固定資産税の課税対象となりますので、事前に確認することが大切です。
注意点②メンテナンスが大変
サンルームを設置した場合、メンテナンスが大変になることが注意点です。
全体がガラス張りであることから、雨や強風の後には汚れが付着しやすくなります。
手が届く場所については、メンテナンスに問題はありませんが、屋根部分は簡単にメンテナンスができないのが一般的です。
とくに、奥ゆきのあるサンルームだと、自分では掃除ができないかもしれません。
また、冬場に雪が降る地域では、サンルームの屋根における雪下ろしが問題になります。
奥ゆきのあるサンルームや雪が積もる地域のサンルームならば、あらかじめメンテナンス方法について業者に相談するのがおすすめです。
注意点③ハウスメーカーの保証が受けられない
サンルームを後付けで増設する場合、ハウスメーカーが提供する住宅の保証対象外になる可能性があることが注意点です。
ハウスメーカーの保証対象外になってしまう理由は、サンルームの後付けで外壁に穴を開けたり土台をくわえたりする工事をおこなうからです。
こうした工事により、住宅本来の性能が維持できなくなる可能性があるため、ハウスメーカーは保証の対象外とします。
サンルームを後付けする場合には、マイホームを建てたハウスメーカーや工務店に住宅の保証内容について確認することが大切です。
ただし、マイホームを建てた工務店にサンルームの設置を依頼するならば、住宅の保証内となる場合があります。
注意点④夏場に高温になる
サンルームは、冬場にはエアコンを使わなくても暖かな空間として活用できます。
しかし、夏場には太陽光が差し込み想像以上に高温となることが注意点です。
夏場でも快適にサンルームを活用したいならば、換気扇の導入や屋根素材選びにこだわるのがおすすめです。
サンルームはガラス張りであるため、室温が上がりやすくなりますが、夏場でも工夫すればある程度の快適さが維持できます。
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まとめ
マイホームにサンルームを設置すれば、洗濯物干し場として使えるほか、開放感あふれる場所になります。
サンルームの設置費用は、どのようなタイプのサンルームにするかによって差があり、追加するオプションにも費用がかかります。
固定資産税が増えることやメンテナンスが大変になることなど、サンルーム設置の注意点もチェックしてみてください。
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輝広 メディア編集部
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