マイホームを購入、または建てる際には間取りや費用など、気になることはたくさんありますよね。
特に外部から見た際の家の印象は、とても重要です。
今回は、マイホームの外壁の1つである「サイディング」とはなにか、他の外壁とはどう違うのか、メリット・デメリットをふまえてご紹介いたします。
マイホームの外壁の1つ「サイディング」とは?
マイホームの外壁には、サイディングの他に外壁タイルや塗り壁という壁がありますが、サイディングとは、セメントやセラミック、金属といった素材を使用した壁材で、家の外側から外壁材を貼り付けていく工法です。
デザイン性の幅も広く、初期費用が安いため人気があります。
マイホームの外壁「サイディング」のメリット・デメリットとは?
サイディングとはどんなものなのかわかった所で、次はサイディングのメリット・デメリットとは何かをご紹介いたします。
<メリット>
サイディングはデザイン性の幅が広く、初期費用が安いことが大きな魅力でしょう。
外壁材を大量生産できるので、素材のコストを抑えられますし、家の外側から外壁材を貼り付けていく工法なため、他の工法よりも比較的作業が簡単です。
登場したての頃はバリエーションも少なく、デザイン性の幅も狭かったですが、近年ではデザインの種類も豊富なため、住宅のイメージに合わせて選べ、採用している住宅も多いです。
<デメリット>
メンテナンスのコストが高いのが、サイディングの一番のデメリットでしょう。
サイディングは、施工する際の切断面から劣化しますし、繋ぎ目に施したコーキングも劣化します。
劣化を放置すると、材質によっては色あせやへこみが発生するので、見た目も悪いですし、家そのものにダメージを与えてしまいます。
サイディングは、約10年程で大掛かりなメンテナンスが必要です。
メンテナンスの内容としては、色あせた場合は上から塗装できますが、傷んだ外壁材を交換したり、コーキングし直したりする必要もあります。
費用としては、だいたい100万~200万円ほどかかるといわれているので、選ぶ際には初期費用の安さではなく、トータルコストを考慮して選びましょう。
また、サイディングは出始めよりもデザイン性などが向上していますが、外壁タイルや塗り壁と比べると、見劣りしてしまいます。
マイホームの外観にこだわりをお持ちの方は、他の外壁も考慮するのをオススメします。
まとめ
今回は、マイホームの外壁の1つであるサイディングについてご紹介いたしました。
マイホームは、さまざまな外壁がありますが、その分メリット・デメリットも存在します。
間取りや費用だけではなく、外壁にも目を向けて素敵なマイホームを購入、または建てられると良いですね。