
和室に敷かれた畳は、年月とともに色合いが落ち着き、やがてささくれや傷みが目立つようになります。
畳は消耗品であるため、適切な時期に張り替えることで快適さと美しさを長く保てます。
特に「自分で張り替えたい」と考えている方にとっては、寿命の目安や具体的な方法、さらに業者に依頼した場合の費用相場を知っておくことが大切です。
本記事では、畳の張り替えが必要な時期から張り替え方法、業者に依頼する場合の相場までを解説します。
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畳の張り替えが必要な時期は?

畳は年月とともに徐々に劣化し、香りや弾力が失われていきます。
張り替えのタイミングを逃すと、見た目の悪化だけでなく、カビやダニの温床となり、住環境に悪影響を及ぼしてしまうでしょう。
続いては、畳の寿命や張り替えが必要な具体的な症状、さらに年数以外の判断基準について解説します。
畳の寿命の目安
一般的に畳の寿命は5〜10年といわれています。
畳表は両面を使用できるため、裏返しを含めて使い切った年数が寿命の目安です。
ただし実際には、使用頻度や部屋の環境、い草の品質などによって寿命は異なります。
●日当たりの強い部屋:日焼けが早く進み、色あせが目立つ
●湿気の多い部屋:カビやダニが発生しやすく寿命が短い
●家族人数が多い家:摩耗が早く進む
●ゲストルームなど使用頻度が低い部屋:比較的長持ちしやすい
また、畳の種類によっても耐久性は異なります。
中国産い草は価格が手ごろですが品質に差があり、国産い草は高品質で耐久性に優れています。
近年は和紙畳や樹脂畳といった新素材も登場しており、色あせやカビに強く長持ちするのが特徴です。
張り替えのサインと寿命チェック
年数の目安に加えて、以下のような症状が見られたら張り替えを検討しましょう。
半年に一度(特に梅雨前や秋口がおすすめ)に、セルフチェックを行うのがおすすめです。
カビが発生している
梅雨時や結露の多い部屋で起こりやすく、掃除しても落ちない場合は要注意です。
放置すると健康被害につながるほか、カビやダニが室内全体に広がる恐れがあります。
ささくれや剥がれが目立つ
見た目が悪いだけでなく、衣服に付着したり子どもやペットがケガをする原因にもなります。
傷んだ部分から湿気や乾燥が入り込み、さらに劣化が進行します。
踏むと沈む感覚がある
畳床の劣化が進んでいる可能性があり、場合によっては床下の湿気や劣化、シロアリ被害の可能性もあります。
早めに交換や業者相談を検討しましょう。
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畳の張り替えを自分でおこなう方法は?

畳の張り替えには「裏返し」「表替え」「新調(交換)」の3種類があります。
また、自分で張り替えることも可能ですが、繊細な作業が多いため初めての方には難易度が高い部分もあるでしょう。
続いては、DIYでの流れや必要な道具、張り替えの種類について解説します。
畳を自分で張り替えるための準備
DIYで畳を張り替える場合は以下の道具を用意しましょう。
●タッカー(仮止め用)または大きな針
●畳針・太めの糸(縫い付け用)
●カッター・はさみ
●メジャー・定規
●金槌やペンチ(針の抜き差しや押さえに使用)
●新しい畳表と畳縁
作業は広いスペースと換気の良い環境が必要です。
畳は重量があるため、持ち運びも考慮して準備しましょう。
初回目安は1畳あたり、裏返し約60〜90分、表替え約90〜120分です。
練習1枚→本番の順で進めると失敗が減ります。
DIY張り替えの流れ
DIYで畳を張り替える際の流れは、大きく4つのステップに分かれます。
まず最初に畳を外して解体します。
一枚ずつ慎重に取り外し、畳床や畳縁を傷つけないように注意しましょう。
複数枚を同時に扱うと混乱しやすいため、1枚ごとに進めるのがおすすめです。
次に、新しい畳表を畳床に固定します。
寸法に合わせて畳表を切り、針やタッカーで仮止めをしたあと、上綴じ縫いでしっかりと固定します。
糸が緩むと畳表がたわんでしまうため、適度な力加減で仕上げることが大切です。
その後、畳縁を縫い付けます。
畳縁の幅は約3㎝が一般的ですが、もとの畳と同じ幅にすると全体の見た目が揃いやすくなります。
平刺し縫いで縫い付ける際は、糸を締めすぎないよう注意しましょう。
最後に隅を整えて全体を仕上げます。
隅の処理は難易度が高く、見た目に差が出やすい部分です。
取り外す前の畳を参考にしながら形を整えるときれいに仕上がります。
初めて挑戦する場合は、完璧を目指すよりも「練習」と割り切って取り組む方が、失敗を恐れずに作業を進められて安心です。
畳の張り替え方法の種類
1つ目は「裏返し」です。
裏返しとは、畳表をいったん畳床から外し、畳表の裏面を表側として再利用する方法です。
作業時に畳縁も新品に交換されます。
新調から3〜5年程度が目安で、片面だけ日焼けや摩耗がある場合に有効です。
費用を抑えたい方に適しています。
2つ目は「表替え」です。
表替えとは、畳床はそのまま使い、畳表と畳縁を新しくする方法です。
5〜10年に一度が目安で、畳床がしっかりしている場合に選ばれます。
新品のような見た目に戻りますが、踏み心地は変わりません。
3つ目は「新調(交換)」です。
新調(交換)とは、畳床も含めてすべてを新しく取り替える方法です。
10年以上経過して沈み込みや凹凸が目立つ場合に必要になります。
費用は高額になりますが、和室全体をリフレッシュでき、長期間快適に使えます。
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業者に依頼した場合の畳張り替え費用相場は?

DIYは費用を抑えられるメリットがありますが、仕上がりや耐久性を重視するなら業者依頼が安心です。
最後に、裏返し・表替え・新調の相場と特徴を解説します。
裏返しの費用と施工期間
裏返しは畳表を剥がし、裏面を表に利用する方法です。
畳縁も新しく交換されるため見た目も整います。
●目安時期:2〜5年
●費用:1畳あたり約4,000円前後
●施工期間:1日以内
ただし、裏面までシミや傷がある場合は表替えを選ぶ必要があります。
表替えの費用と施工期間
表替えは畳床をそのまま使用し、畳表と畳縁を交換する方法です。
新品同様の見た目になりますが、踏み心地は変わりません。
●目安時期:4〜8年、または裏返しから5年経過後
●費用:1畳あたり5,000〜20,000円程度
●施工期間:1日程度
マンション用は比較的低価格で済む場合が多く、一戸建て用は選ぶ素材によって価格差が大きくなります。
新調(交換)の費用と施工期間
新調は畳表・畳床・畳縁をすべて新しくする方法で、和室全体が生まれ変わります。
●目安時期:10〜15年
●費用:1畳あたり10,000〜35,000円程度
●施工期間:2〜10日(採寸・製作期間を含む)
高品質な素材を選べばさらに高額になりますが、長期的に見ればコストパフォーマンスが高い選択です。
業者依頼のメリットと注意点
まずはメリットからご紹介します。
1つ目は、プロならではの美しい仕上がりが期待できることです。
2つ目は、仕上がりの耐久性が高く、長持ちします。
3つ目は、工場に持ち帰って加工するのが一般的なため、当日〜翌日には納品され、部屋を使えない期間が少なく済むことです。
一方で、注意点もあります。
1つ目は、見積もりの際に「運搬費」「処分費」「畳縁のグレード」が含まれているか必ず確認することです。
2つ目は、地域によって費用に差があることも理解しておきましょう。
3つ目は、複数業者から相見積もりを取り、価格だけでなく仕上がりやアフターサービスまで比較することが大切です。
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まとめ
畳の張り替えは、寿命やカビ・い草の劣化などを目安に見極めることが大切です。
裏返しや表替えは自分で挑戦すれば費用を抑えられますが、仕上がりや耐久性を重視するなら業者に依頼するのも賢い選択です。
費用相場や施工方法を理解したうえで、自分に合ったやり方を選びましょう。
まずは畳の状態をセルフチェックし、DIYか業者依頼かを判断することが、和室を快適に保つ第一歩です。
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輝広
加古川市を中心に地域に根ざした親身で誠実なサポートを心がけています。
マイホームの購入は人生で大きな決断であり、そして信頼できる不動産会社を選ぶのも大きな決断の一つ。
だからこそ、お客様の理想の住まいを見つけるために、丁寧で的確な情報提供を信条としています。
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■事業
・売買物件(戸建て / マンション / アパート / 土地)
