目次
売れにくいといわれることがある「駅遠」の中古マンションですが、実際には高く売却できる物件も少なくありません。
また、駅遠の物件を売り出す際は、価格設定やタイミングなど、高く売るためのポイントやコツを知っておくことも大切です。
今回は駅遠の中古マンションについて、売却しにくいといわれる理由と、高く売却できる物件の特徴や高く売却するポイントを解説します。
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徒歩何分で駅遠の中古マンション?駅遠の定義と売却しにくい理由
中古マンションを売却するとき、駅遠に該当するのはどのような物件なのでしょうか。
まずは、中古マンションを売り出す際に知っておきたい、駅遠の定義や売却しにくいとされる理由について解説します。
駅遠マンションの定義
厳密に、駅遠マンションの定義を定めるルールはありません。
しかし、一般的には、駅から歩いた分数が「駅遠」や「駅近」を判断する目安になっています。
具体的には、最寄り駅から徒歩13分以上の中古マンションは、「駅遠」の物件とされることが多いです。
一方、最寄り駅から徒歩5分以内の中古マンションは、「駅近」の物件として扱われます。
駅から歩いた分数を割り出すには、公正取引委員会の「不動産の表示に関する公正競争規約」にある計算式が用いられます。
計算は、道路距離80mを1分として換算するものです。
たとえば、駅から320mの位置にある中古マンションは、徒歩4分と計算でき、駅近の中古マンションに該当します。
不動産の情報で見かける「駅から〇分」といった記載も、この計算式に基づいたものです。
なお、最寄り駅から歩いて10分から12分以内にある中古マンションは、「徒歩圏」と定義されます。
「駅遠」が売却しにくい理由
駅遠の場合、売却がしにくいといわれる理由は、一般的に駅近物件のニーズが高いためです。
不動産購入の決め手となる要素のひとつが、立地です。
中古マンションを検討するときには、最寄り駅からの分数は確認されやすいポイントになります。
しかし、駅に近いとニーズが高い傾向にあっても、駅遠の中古マンションが高く売却できないわけではありません。
不動産売却では、立地以外のさまざまな条件が総合的に判断され、価格が決まります。
環境の良さなどが理由になって、高く売れる駅遠マンションは少なくありません。
また、購入希望者のなかには、特にこだわりがないにもかかわらず駅近マンションを選んでいるケースもあります。
駅遠の中古マンションであっても売却をあきらめる必要はなく、駅遠物件ならではの魅力を伝えることにより、高く売却できる可能性が高まります。
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駅遠も高値で売却できる!高く売れる中古マンションの特徴
高く売却できる駅遠の中古マンションには、いくつかの特徴が挙げられます。
ここでは、高く売却できる駅遠マンションの代表的な特徴を解説します。
近くにバス停がある
駅遠の中古マンションを売却する場合、近くにバス停があると、高値で売りやすいです。
近くにあるバス停から通勤や通学がしやすければ、アクセスの良さはアピールできる特徴となります。
なかには、目の前がバス停になっている物件もあります。
そのような中古マンションは、最寄り駅から離れていても、売却価格を下げずに売れる可能性も高いです。
とくに日常的にバスを活用している買主には、バスの使い勝手の良さや利便性も大きな魅力になり得ます。
駅までいかずとも、周辺にスーパーマーケットやドラッグストアなどの商業施設や生活利便施設が整っていれば、便利な住環境といえます。
近くのバス停から、周辺の施設が利用しやすいことなどを特徴としてアピールすると良いでしょう。
子育てがしやすい環境にある
中古マンションの購入を検討している方によって、重視するポイントは異なってきますが、子育て世代のファミリーは環境の良さを求めているケースが多いです。
駅遠であっても、子育てに適した環境が特徴の物件は、高額で売却できる可能性があります。
子育て世帯が求める環境の特徴としては、近くに幼稚園や大きな公園、休日に家族で訪れたい観光スポットあるなどです。
売却する中古マンションが、人気の学区内や治安の良いエリアにある場合は、アピールするのがおすすめです。
また、駅近のにぎやかな環境よりも、駅遠の閑静で落ち着いた住環境を気に入ってもらえる場合もあります。
平日は近くの幼稚園や公園などに徒歩でいき、休日は車でおでかけをするライフスタイルを好むファミリーもいます。
駅遠マンションの環境の良さを伝えると、売却につながりやすいでしょう。
再開発の予定がある
再開発された地域や、これから再開発される予定がある地域は、エリア一帯の価値が上がります。
すると、エリアの価値の上昇にともない、中古マンションの価格も上がる可能性が高いです。
エリア一帯の再開発はされていない場合でも、周辺で大型商業施設が建てられる予定があるときには、良いアピールポイントになります。
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駅遠を高く売るために!中古マンションを高値で売却するポイント
駅遠の中古マンションは、ポイントを押さえて売り出すことで、高く売却できる可能性があります。
ホームインスペクションをして売り出す
ホームインスペクションは、専門家によって中古マンションの欠陥や劣化を検査してもらう住宅診断のことです。
修繕に関するアドバイスを得ることもできます。
専門家がおこなう検査であるため、売却する中古マンションに「問題がない」ことの証明になります。
欠陥や問題がない場合は、値下げ交渉がはいっても、最小限に抑えられることがポイントです。
ただし、ホームインスペクションを実施するには、費用がかかります。
料金は、5万円から7万円ほどが相場です。
ホームインスペクションをお考えの場合は、信頼性の高い専門家に依頼することがポイントになりますので、弊社までお気軽にご相談ください。
売却物件がある場合はタイミングを変える
同じマンション内で、売り出し中の部屋がある場合は、売却のタイミングを変えることが大切です。
その理由は、同じマンション内の売り出し物件は条件が似ている場合も多く、価格競争になりやすいためです。
立地や周辺環境だけでなく、間取りなどの特徴も同じであれば、購入希望者はより安いほうを買いたいと考えます。
同じタイミングで売却しようとすると、値下げが必要になるケースもあります。
高く売却するポイントは、別の部屋が売れてから、競合がいない状態で売却活動をすることです。
価格競争に陥る状況を根本的に防ぐ方法となるため、高値で売却するためにはおすすめです。
少し高めの価格設定
駅遠の中古マンションを売却する際、希望する価格で売り出してしまうと、最終的にそれよりも安くなる可能性があります。
そのため、少し高めに価格設定をすることが、駅遠の中古マンションを高く売却することにつながります。
注意点としては、高すぎる価格設定にしないことです。
高すぎると、買い手が購入しにくくなります。
売れ残りを避け、売却の可能性を高めるには、「査定額よりも1割高い価格」を目安に検討すると良いでしょう。
購入希望者から、値下げ交渉が入った場合にも対応がしやすく、安い価格になることを防止できます。
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まとめ
駅遠の中古マンションでも、高く売却できる特徴を備えた物件もあります。
また、購入検討者のなかには駅近にこだわる理由をもたず、自分に合った条件の物件を探されている方も少なくありません。
閑静で落ち着いた住環境の良さなど、駅から遠いマンションの特徴や魅力をアピールすることで売却成功の可能性が高まります。
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