一戸建ての新築を購入して、猫と暮らしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
ですが、一戸建ての新築をどのようにすれば、猫にとって住みやすい家になるのか考え深いですよね。
そこで今回は、新築一戸建てで猫と暮らそうとお考えの方に向け、猫と暮らすうえでのポイントや注意点について解説します。
ぜひ参考にしていただき、快適な猫との暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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弊社へのお問い合わせはこちら猫と暮らしやすい新築の「3つのポイント」とは?
猫は家と外を自由に出入りし、外で遊んでから帰ってくるようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、環境省では事故や周囲への影響を考え、猫の室内飼育を推奨しています。
そのため新築で猫と暮らすなら、猫に配慮した造りとし、猫が退屈しないようにする必要があります。
では、新築で猫と暮らす際のポイントについて解説します。
①爪とぎ対策をおこなう
猫と言えば、爪とぎ対策が必要です。
ペットとして犬を飼うなら爪とぎ対策は必要ありませんが、猫を飼うなら必要不可欠です。
爪とぎ対策を怠ると、猫が自由に爪とぎをしてしまうので、壁や床がボロボロになる恐れがあります。
爪とぎは猫にとっての習慣であり、無理にやめさせようとするとストレスを与える原因になるため、爪とぎをしても良い場所を作ってあげることが最適となるのです。
具体的にできることとしたら、爪とぎ専用の場所を用意してあげたり、爪とぎ専用の柱を用意したりすると良いでしょう。
また、新築なら畳の部屋を設けることは控えて、猫が届く範囲の壁に保護シートをあらかじめ貼ったりするといった対策も一つの方法です。
②運動不足にならないつくりを意識する
猫を室内飼育するうえで、忘れがちなのが運動不足になりやすいという点です。
猫は狩りをする動物なので、室内で飼うと運動不足になりやすい傾向があるんです。
新築ならキャットウォークを設けたり、適度な段差な段差を設けたり、運動ができるようにしてあげましょう。
運動不足になるとストレスが溜まり、脱走したり家をボロボロにしたりする恐れがあります。
また一日中家にいると退屈してしまうので、外が見える空間を作るのもおすすめです。
外の様子を観察しつつ、日向ぼっこができるので猫にとって快適なスペースになります。
また運動不足だけでなく、猫が安らげる空間を作るのもポイントです。
猫は縄張り意識が強いので、人が立ち入らない猫専用のスペースを設けると、落ち着いて休憩や睡眠ができます。
③トイレの場所や掃除のしやすさを意識する
猫を飼うなら、とくにトイレ対策も必要不可欠です。
猫はきれい好きな一面があるため、トイレを不潔にしていると正しい場所でしてくれない恐れがあります。
猫のトイレを設置するなら掃除のしやすい場所とし、容易に掃除ができるようにしておきましょう。
また新築ならトイレのエリアに換気扇を設けると、ニオイが部屋に充満することを防げます。
ただし、猫は縄張り意識が強いため、可能な限り、静かで狭い場所にトイレを設置したほうが猫もトイレをしやすくなります。
猫と暮らす新築の間取りに関する「6つの注意点」とは?
では、新築で猫と暮らす際、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
ここでは家のエリア別における注意点を解説します。
①玄関
玄関でもっとも気を付けたい点は、猫の脱走です。
猫が脱走してしまうと見つかりにくく、交通事故の恐れもありますので、細心の注意が必要です。
注意しながら生活をしていても、気を抜いたときに脱走する恐れがあります。
物理的に脱走できないように脱走防止用のゲートを作るなど二次対策が必要です。
②ベランダ
ベランダも玄関と同様に脱走のリスクがあります。
まずは猫がベランダに出ていかないようにする対策が必要です。
またベランダに出て行っても、脱走できないように手すりの高さや隙間には注意しましょう。
猫が越えられない高さとし、可能な限り、手すりの間隔や下の隙間を狭くする必要があります。
③リビング
リビングはもっとも猫が過ごす場所になるため注意が必要です。
とくにコンセントや配線などの電気類は、猫が遊んで感電する恐れがあります。
できるだけ、配線の距離を短くしたり、部屋を横断したりしないよう注意しましょう。
また猫は日向を好むので、日当たりの良い場所があると猫が日向ぼっこでリラックスできます。
ただし、夏には熱中症のリスクがありますので、同時に日よけ対策も必要です。
④キッチン
キッチンは包丁や火元など猫にとって多くの危険が潜んでいます。
可能な限り、猫がキッチンに入れないような対策が必要です。
また包丁類をキッチンの壁などに吊っていたり、見える箇所に収納していたりすると、いたずらなどで怪我をする恐れがあります。
新築ならキッチンをシステムキッチンとし、収納をビルトインとすれば、ケガのリスクを抑えられます。
⑤庭
一戸建ての新築なら、庭付きの一戸建てに憧れている方も多いのではないでしょうか。
猫を飼うなら、庭にも注意が必要です。
とくに玄関と同様に、庭に放した際、脱走しないような隙間がない造りとしたほうが良いでしょう。
また庭で植物を楽しみたい方は、猫にとって有害な植物は避けるべきです。
たとえば、アジサイやチューリップは猫が口にすると中毒を起こす恐れがあるため、きちんと確認してから植物を植えることをおすすめします。
⑥浴室
浴室は入り込んで溺れる恐れがあるため、ロック付きの扉としましょう。
ロック付きにしても普段からロックする習慣がないと忘れてしまうので、普段からロックする意識が必要です。
また脱衣室の洗濯機に猫が入り込んでしまう場合があります。
猫は狭くて暗い空間を好む生き物であり、誤って洗濯機を動かす恐れもあるため、脱衣室や浴室へは入らないようにしましょう。
猫と暮らす新築で取り入れたい「3つの設備」とは?
最後に新築で猫と暮らす際に取り入れたい設備をご紹介します。
自由設計で新築を購入する予定の方は、ぜひ参考にしていただき、設計士と相談してみましょう。
①キャットウォーク
新築で猫と暮らすなら、キャットウォークを付けてあげたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
キャットウォークやキャットタワーは、室内飼育で運動不足になりがちの猫にとって、運動不足とストレス解消になる設備です。
キャットウォークは壁の補強なども必要なので、新築ならあからじめ設計士と相談しておきましょう。
DIYで施工するとキャットウォークが取れて猫が怪我をする恐れもありますので、プロに任せたほうが安心できます。
②キャットドア
キャットドアは、ドアの下部に猫専用のドアが付いているドアです。
好奇心旺盛な猫が自由な部屋を行き来できるのでストレス解消に繋がる設備です。
新築ならあらかじめドアの仕様をキャットドアとできるので、余計な費用をかけずにできます。
ただし、すべてのドアをキャットドアとするのはおすすめできません。
脱衣室などのように猫が入るべきでない部屋もありますので、キャットドアを設置する場所はよく検討しましょう。
③窓辺スペース
猫は日向ぼっこを好むので、出窓などにより窓辺スペースを作るとリラックスできます。
窓辺スペースから外の景色を眺めることもできるので、ストレス解消にも繋がる設備です。
外の景色を眺めると外への好奇心を抑える効果もあり、脱走のリスクも抑えられます。
まとめ
猫を飼うと、普段の生活に癒しを与えてくれ、大事な家族になってくれます。
ただし、猫に配慮した家の作りでないと、猫にストレスを与えてしまい、家の中が傷だらけになってしまう可能性があります。
キャットウォークやキャットドアなど猫が好む設備を取り入れ、猫がストレスを抱えないよう暮らせる配慮が必要です。
新築なら設計士と相談し、猫と快適な暮らしができる家となるよう検討しましょう。
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輝広 メディア編集部
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