注文住宅を建てる場合、すでに土地を所有していない場合は土地探しからスタートします。
スムーズに土地探しを進めて理想のマイホームを建てるためには、土地探しの流れを知ったうえでの事前準備が欠かせません。
この記事では、土地探しの基本的な流れで、土地探しの事前準備やその方法と失敗しないコツについてご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら土地探しの流れ! ①土地探しの事前準備
土地探しをする際には、まずは事前準備が欠かせません。
土地探しの前にしておきたい準備をご紹介します。
Step1.住みたいエリアを決める
まずは、住みたいエリアの候補を家族で話し合って決めましょう。
家族で話し合うときには、「どんな暮らしをしたいか」を挙げていくのがおすすめです。
通勤・通学に便利な場所が良い、閑静な住宅街に住みたい、買い物がしやすい場所が良いなど、家族のなかでも求める環境はさまざまです。
家族全員の理想を挙げきったら、譲れないポイントに優先順位をつけます。
家族全員の希望がすべて叶う土地はないことを念頭に、優先順位が高いものを3~5つに絞るのがおすすめです。
誰か1人の意見に偏り過ぎないよう、全員の意見が平等に反映できるように優先順位を決めるのがポイントです。
Step2.土地を購入する予算を決めておく
土地探しを始める前に、土地の購入に使える予算を決めておくことも重要なポイントです。
マイホームを建てるための費用は、建築費と土地購入費の大きく2つにわけられます。
予算総額の何割を土地購入費に割けるのかを、あらかじめ計算しておきます。
住宅金融支援機構が「2021年度フラット35利用者調査」で、建築費と土地購入費の全国平均を公表しています。
それによると、2021年度における建築費は3,010万6,000円、土地購入費は1,444万9,000円となっています。
全国平均で見ると、費用のうちおよそ3割を土地購入費に、およそ7割を建築費にあてている家庭が多いことがわかります。
予算のおよそ3割を土地購入費にあてられると考えると、金額の目安が立てやすくなります。
しかし、建築費と土地購入費の割合は、希望する土地のエリアや住宅へのこだわりによっても異なります。
全国平均は目安として、希望するエリアの相場も参考にしながら予算を決めるのがおすすめです。
また、土地購入費以外にも不動産取得税やその他の経費で100万円ほどかかることが多いため、諸経費も加味して予算を決めることが重要です。
土地探しの流れ! ②土地探しの方法
土地探しの事前準備が整ったら、本格的に土地探しを開始するのが一般的な流れです。
土地探しの方法を、手段ごとにご紹介します。
不動産会社に依頼する
不動産会社は、さまざまな土地を知っている、いわば「土地探しのプロ」です。
土地に関する情報が豊富で、希望に応じた土地をリストアップしてもらえるほか、土地に欠陥がないかなどの説明もしてもらえます。
インターネットに掲載されていない情報がある場合もあるため、まずは希望のエリアにある不動産会社に足を運んでみると良いでしょう。
そのうえで、気になった土地があれば実際に現地へ向かい、周辺の雰囲気や交通の便など現地でしか確認できない項目を調査することをおすすめします。
不動産会社に土地探しを依頼する際には、不動産会社の選び方が重要です。
不動産会社によっては、土地の売買を得意としておらず、土地に関する情報にそこまで詳しくないケースもあるからです。
土地探しに不動産会社を利用する際には、土地の売買が得意で希望のエリアに精通している会社を選びましょう。
弊社では土地の売買にも力を入れているので、ぜひお問い合わせください。
土地検索サイトで調べる
土地検索サイトは、豊富な情報のなかから希望に合う土地を気軽に見つけられるのがメリットです。
土地探しの流れのなかでも、まずは土地検索サイトを使って情報収集をする方も多くいます。
希望する土地の相場がどの程度なのかを確認する際には、土地検索サイトが良い情報源となります。
ただし、土地検索サイトに掲載されている情報が必ずしも最新のものとは限らず、問い合わせた時点ですでに契約済みの可能性もある点に注意が必要です。
また、インターネットで確認できる情報だけでは周辺環境などが確認できないため、掲載されている情報だけで土地を決めてしまうのはおすすめできません。
ハウスメーカーに依頼する
建築を依頼するハウスメーカーの候補が決まっている場合、ハウスメーカーに土地探しを依頼するのも手段の1つです。
ハウスメーカーに土地探しを依頼するメリットは、建てたい住宅に合った土地を選んでもらえることです。
土地購入費と建築費をトータルで予算設定できるため、予算オーバーもしにくくなります。
ただし、ハウスメーカーは、家を建てることが本業なので、土地に関する情報に精通していない可能性もあります。
より細かな情報が知りたい場合は、実際に土地を訪れて、自分の目で確認することが重要です。
土地探しの流れ! ③土地探しで失敗しないコツ
土地探しの成功率を高めるためには、流れを知るだけでなくコツを理解することも欠かせません。
土地探しで使えるコツをご紹介します。
実現したい暮らしをイメージする
土地探しの準備の段階で実現したい暮らしのイメージを整理するのが、土地探しを成功させるコツです。
前述のとおり、土地の候補を決める際には、家族全員の希望をもとに優先順位をつけるのがおすすめです。
それにくわえて、ライフステージごとにどんな暮らしをしたいかをイメージすることが重要です。
たとえば、子どもの独立やご両親との同居などで世帯員の人数が変化したり、異動・転勤で職場の場所が変わったりする可能性が考えられます。
世帯員の人数の変更はとくに重要なポイントなので、家族で今後のライフプランを話し合っておきましょう。
土地に関する基礎知識を身につける
土地探しをする際には、ある程度土地に対する知識を身につけておくとスムーズに進みます。
なかでも知っておきたいのが、角地と中地の違いです。
角地は交差する2つの道路に接している角の区間の土地で、中地は3方向が囲まれた区画の土地を指します。
角地は、日当たりが確保しやすく、玄関や駐車場の向きが選べるメリットがあります。
しかし、価格が高くなりやすく、車の往来が気になりやすいなどのデメリットがあります。
一方、中地は、角地よりも価格が安く、プライバシーが守りやすいメリットがあります。
その反面、玄関や駐車場の向きが限定されるほか、角地より解放感が少ないデメリットがあります。
角地か中地かは土地の購入費にも関わるため、希望するエリアの相場を調べておくのがおすすめです。
立地を確認する
土地探しの際には、周辺環境も含めた立地を確認しておきましょう。
具体的には、以下のような項目を確認しておくと安心です。
●最寄り駅やバス停までの距離
●買い物施設や病院など生活に必要な施設までの距離
●学校までの距離
●周辺道路の交通量や歩道の広さ
これらにくわえて、近隣に嫌悪施設がないかどうか、防犯面で不安がある場所がないかどうかも把握しておくと良いでしょう。
実際に現地に行ってご自身の目で立地を確認するのが、土地探しを成功させるコツです。
まとめ
土地探しでは、エリアや予算の決定などの事前準備をしたうえで実際に土地を探し始めるのが一般的な流れです。
理想の土地を見つけるためには、ご家族の理想を整理したうえで、最適なパートナーとともに土地探しを進めることが欠かせません。
この記事で紹介した土地探しの方法やコツを参考に、ぜひ後悔のない土地探しをおこなってください。
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