マイホームを探す際にこだわり検索をおこなうと思いますが、その中に複層ガラスというものがあります。
名前からするとなにか特殊なガラスだと思う方が多いと思いますが、どのようなガラスなのか答えられる方は、少ないと思います。
そこで今回は、マイホームを探す際のこだわりの1つである「複層ガラス」とはなにか、メリットについても紹介いたしますので、ご参考になれば幸いです。
マイホームのこだわり「複層ガラス」とは？
複層ガラスとは、ガラスを2枚以上組み合わせたガラスのことです。
ガラスの間には、乾燥した空気や質量が重いガスを封入、または真空状態にしています。
先進国では、エネルギーの消費を抑えるために複層ガラスを義務化している国もあり、日本は義務化こそしていませんが、2018年には新築一戸建てでの普及率は約98%と、ほとんどの新築一戸建てで使われています。
また、リフォームに置いても通常のガラスから複層ガラスに切り替えるなど、需要が高まっています。
マイホームのこだわり「複層ガラス」のメリットとは
これからの季節に多い結露の防止
結露は外よりも室内の温度が高い場合に発生しますが、複層ガラスは外の冷たさを通しにくいので、結露の発生を抑えられます。
結露を抑えることで、サッシ部分に水滴が落ちることがなく、カビの防止にも役立ちます。
わざわざ水滴を拭くことも無いですし、カーテンに水滴が付着するのも防げるのも嬉しいメリットですね。
遮熱性が高いので省エネにつながる
通常のガラスは、冬場に暖房をつけている際、暖房で暖かくなった空気が室内から寒い外に移動してしまい、夏場は外の熱い空気が冷房の効いた室内に移動してきます。
ですが、複層ガラスは、遮熱性が高いので熱の移動を抑えられます。
そのため、暖房や冷房が効きやすく、結果省エネにつながります。
通常のガラスよりも遮音性が高い
あくまで通常のガラスとの比較ですが、遮音性は通常のガラスよりも高いです。
これも、ガラスの間に空気の層があるおかげですが、あくまで防音ではなく軽減レベルなので、防音性を高めたい場合は防音カーテンなどで対応すると良いでしょう。
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